臨床獣医師のためのCT講座CT LECTURE FOR VETERINARIANS

2022/11/30

OsiriXとHorosを使いこなす② Horosをインストールする

CT画像などのDICOMデータをみるためにはDICOMビューワーと呼ばれるソフトウェアが必要です。この記事では、Macで使える無料のDICOMビューワーであるHorosのインストール方法を解説します。

Horosをダウンロード&インストールする

①Horos ProjectのWebサイト(https://horosproject.org/)にアクセスします。

②画面左上の「DOWNLOAD HOROS」をクリックします。

③寄付の有無を選択します。どちらをクリックしてもダウンロードできますが、ここではひとまず「I chose not to contribute to Horos」を選択します。

④必須項目を入力して画面下の「Download Horos」をクリックします。

⑤下の画面が表示されればOKです。先ほど入力したメールアドレス宛にダウンロードリンクが送られてきているはずなので、メールを確認してください。

⑥送られてきたメールの中にある「Download Horos」をクリックします。

⑦ダウンロードページが開きます。この記事を書いている時点(2022年11月30日)で3つのバージョンが公開されています。一番上の「Download the latest version」はIntel Mac用、一番下の「Release Candidate – Apple Processors – By Dr. Felix Ritter」はAppleシリコン搭載Mac用となっています。インストールしたいMacに合わせて選んでください。筆者の使用しているMacBookAir(M1, 2020/macOS ventura13.0.1)で両方のバージョンの動作確認をしたところ、Appleシリコン搭載Mac用のバージョンの方が快適に動くようです。

⑧それぞれのダウンロードリンクをクリックするとインストーラーのダウンロードが始まります。最後にインストーラーをダブルクリックしてHorosをインストールしてください。

日本語のチェックを外す(バグの回避)

インストールしたHorosをそのまま起動しても画像は閲覧できません(データベースで選択した患者をダブルクリックしても無反応になってしまう)。どうやら日本語表記に関連したバグのようです。下記の方法で日本語表記をOFFにすると画像を閲覧できるようになります。

①「Horos」メニューの「設定」を選択します。

②「General」をクリックします。

③デフォルトで日本語のチェックが入っています。

④日本語のチェックが外れました。このあとHorosを再起動すると英語表記に切り替わり、画像の閲覧が出来るようになります。

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