CT画像などのDICOMデータをみるためにはDICOMビューワーと呼ばれるソフトウェアが必要です。この記事では、Macで使える無料のDICOMビューワーであるHorosのインストール方法を解説します。
Horosをダウンロード&インストールする
①Horos ProjectのWebサイト(https://horosproject.org/)にアクセスします。
②画面左上の「DOWNLOAD HOROS」をクリックします。
③寄付の有無を選択します。どちらをクリックしてもダウンロードできますが、ここではひとまず「I chose not to contribute to Horos」を選択します。
④必須項目を入力して画面下の「Download Horos」をクリックします。
⑤下の画面が表示されればOKです。先ほど入力したメールアドレス宛にダウンロードリンクが送られてきているはずなので、メールを確認してください。
⑥送られてきたメールの中にある「Download Horos」をクリックします。
⑦ダウンロードページが開きます。この記事を書いている時点(2022年11月30日)で3つのバージョンが公開されています。一番上の「Download the latest version」はIntel Mac用、一番下の「Release Candidate – Apple Processors – By Dr. Felix Ritter」はAppleシリコン搭載Mac用となっています。インストールしたいMacに合わせて選んでください。筆者の使用しているMacBookAir(M1, 2020/macOS ventura13.0.1)で両方のバージョンの動作確認をしたところ、Appleシリコン搭載Mac用のバージョンの方が快適に動くようです。
⑧それぞれのダウンロードリンクをクリックするとインストーラーのダウンロードが始まります。最後にインストーラーをダブルクリックしてHorosをインストールしてください。
日本語のチェックを外す(バグの回避)
インストールしたHorosをそのまま起動しても画像は閲覧できません(データベースで選択した患者をダブルクリックしても無反応になってしまう)。どうやら日本語表記に関連したバグのようです。下記の方法で日本語表記をOFFにすると画像を閲覧できるようになります。
①「Horos」メニューの「設定」を選択します。
②「General」をクリックします。
③デフォルトで日本語のチェックが入っています。
④日本語のチェックが外れました。このあとHorosを再起動すると英語表記に切り替わり、画像の閲覧が出来るようになります。